アトピーの原因は塩素かも?水道水とアトピーの関係

肌をかく女性

アトピーは誰でもかかりうる病気の一つです。
アトピーに関して研究は長年続けられていますが、原因ははっきりわかっていません。日本の患者数は人口の約一割と言われています。
アトピーという名前はもともとギリシャ語で「奇妙なこと」を表す言葉であり、昔から原因不明であったことがわかります。

近年、このアトピーの原因や悪化の要因として水道水にふくまれている塩素が問題視されています。
このコラムでは塩素とアトピーにどのような関係があるのか、詳しくご紹介いたします。

アトピー症状はなぜ起こる?

最初にアトピーの症状についてご説明いたします。

アトピーの正式名称は、アトピー性皮膚炎といいます。
人間の身体は、外から悪い菌が入ってきた時にやっつけようといろんな働きをします。花粉がはいってきたらくしゃみや鼻水がでるのは花粉を外に追い出そうとしているから、風邪をひいたら熱がでるのは風邪菌を殺そうとしているからなのです。

アトピー性皮膚炎は、この働きが過剰になることで起きます。
どんな物質がアレルゲン(アレルギーをおこす原因となる物質)になるかは人によって異なりますが、アレルゲンが身体に入ってきた時に私たちの身体は抗体というアレルゲンと戦う物質を作り出します。
しかし、アトピー性皮膚炎の人は、普通の人ならなんともない物質にも過剰に反応して抗体を作り、自分の身体を攻撃してしまうのです。

これが、アトピー反応が起こるメカニズムです。

アトピーの原因とは?

昔から、アトピーの原因はダニやハウスダスト、あるいは人によってアレルギー反応をおこす食べ物によるものだと言われています。
しかし、個人によってアレルゲンは異なるため一概には言えないのが現状です。

アトピーは子供時代に発症することが多いと言われています。
これは、子供は大人に比べて皮膚のバリアーが弱く過剰に反応してしまうためです。しかし年をとるにつれて皮膚も丈夫になり、知らないうちにアトピーが改善したという方も多くいます。

逆に子供の時はなんともなかったのに、大人になってからいきなりアトピーが発症したという方も。

原因として考えられるものはいろいろありますが、一つに環境の変化が考えられます。
一人暮らしや偏った食生活、生活リズムの乱れなどが原因で、今までなんともなかったアレルゲンに反応してしまうようになるのです。
実は、筆者も上京し、一人暮らしを初めてから果物にアレルギー反応がでるようになりました。さらには今まで無縁だと思っていた花粉症も発症。
大人はこれ以上皮膚の成長を見込めないので、自然治癒することが難しく根気よく向き合っていくしかないそうです。
一度完治したと思っても、ストレスなどですぐに再発してしまうこともあります。

治らないのは水道水のせい!?

子供の時だけアトピーだった人、大人になってからアトピーになった人、子供の時からずっとアトピーが治らない人・・・アトピーに苦しんでいる方は大勢います。

このやっかいなアトピーを悪化させている原因として、近年水道水に含まれている塩素が問題視されています。
水道水には、殺菌のために塩素が使用されています。水道水は飲み水としてだけではなく、洗面台の水も、お風呂のシャワーとしても使用されていますし全てに塩素が含まれています。
もしこの塩素が原因だとすると、毎日飲んだり浴びたりしているわけですから、当然治るわけがありません。

では、なぜ塩素がアトピーの悪化要因としてあげられているのでしょうか?

塩素がアトピーを悪化させる原因とは

プールの画像
アトピーを患っている方で、お風呂やプールに入った後に痒(かゆ)みや乾燥が悪化した経験がある方もいるのではないでしょうか?

プールにも消毒のために塩素が入っています。塩素は強い殺菌力をもっていて、原水に含まれている有害な菌を殺してくれます。
しかしこの時、塩素は殺菌力が強すぎるために無害な菌や健康な細胞までも攻撃してしまうのです。
塩素が肌に触れると、塩素は肌の細胞を攻撃するので肌が荒れてしまいます。
肌バリアーが正常に働いている人ならば影響はありませんが、肌バリアーが弱っている方、アトピー性皮膚炎を発症している方が塩素に触れてしまうと肌荒れをさらに悪化させてしまうのです。
そしてその傷ついた肌からさらに菌が侵入し、アレルギー反応がおこってしまう・・・こういった悪循環に陥ってしまいます。

そして驚くことに、プールに含まれている塩素の量と水道水に含まれている塩素の量は大して変わりません!
ということは、お風呂の水も塩素が同じくらい含まれているということです。お風呂に入った後にアトピー症状が悪化するのは、水道水に含まれている塩素のせいだと考えられます。

飲料水も同じことで、塩素が含まれている水道水を飲むということは塩素も大量に摂取しているということです。
塩素はタンパク質を分解する働きがあり、体内に入ることで食道や胃腸の粘膜も壊す可能性があると言われています。胃や腸の粘膜が弱まれば、他のウイルスや細菌にも感染しやすくなってしまいます。

しかし、いくら塩素が身体に悪いからと言って塩素が含まれていない水道水を使用するのは危険です。
塩素消毒が行われていなかった時代では、飲み水によって病原菌やウイルスに感染してしまうこともありました。プールに塩素が投入されているのは、たくさんの人が一度に入ることによって感染症の危険が増してしまうからです。
逆に飲料水にもプールにも塩素が含まれていなければ、もっとやっかいな病気にかかってしまう可能性があります。

水道水に含まれている塩素は危険なの?

上記で、塩素は健康な細胞を攻撃するとご説明いたしました。
しかし、これはあくまで皮膚バリアーや体内が弱っている場合です。
日本の水道水は厳しい水質基準のもとに検査されていて、生涯にわたり摂取しても健康に影響がでない水準をもって基準値が設定されています。
特別肌が弱い方以外は、飲んだり浴びたりしても影響はないのでご安心ください。

とはいうものの、アトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患はいつ症状が現れるかわかりません。

塩素の摂取量を減らす方法とは

お風呂の画像
まずお風呂の水ですが、湯船を張った際に粉末のビタミンC(アスコルビン酸)をいれることで塩素を中和することができます。
お風呂150~200Lに対しだいたい0.2~0.6gのビタミンCが適量と言われていますので、比較的安価に塩素除去が行えます。
シャワーから出てくる水に対しては、シャワーヘッドを取り換えるのが一番簡単な方法だと思われます。そして、お風呂から出た後は保湿も忘れないようにしてくださいね。

飲料水に関しては、ウォーターサーバーの使用をおすすめします!
ペットボトルで天然水を購入している方も多いと思いますが、ウォーターサーバーにはペットボトルにない多くのメリットがあります。
詳しくはこちらのページをご覧ください→必見!ウォーターサーバーのメリット・デメリット

ウォーターサーバーのお水は塩素による殺菌を行わず、ろ過や加熱殺菌、オゾン処理によって殺菌を行っているので塩素は一切含まれていません。
塩素独特のカルキ臭さもないので本当においしく飲むことができますよ。
赤ちゃんのミルク作りに使用することもできるので、時短にもなりますし重たいペットボトルを買いに行く手間も省けるんです。

最後に

水道水とアトピー、塩素の関係についてご紹介させていただきました。

この塩素による影響は絶対というものではなく、あくまで「塩素がアトピーに関係している可能性がある」という仮説から対策をご紹介しています。
塩素除去をしたからといって、必ずアトピー性皮膚炎やアレルギー性疾患が治るというわけではないのでご注意ください。

しかし、実際にお風呂の水や飲料水を変えることでアトピー症状がよくなったという方もいらっしゃるようです。
なかなか症状が改善しなくて困っているという方は、水道水の利用を控えるなど少し気にしてみるといいかもしれません。

最後にウォーターサーバーのご紹介もしましたが、こちらのページではおすすめのウォーターサーバーをランキングにしてご紹介しています。
気になった方はぜひ参考にしてみてください→おすすめのウォーターサーバーランキング

以上、水道水とアトピーの関係でした。

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